「糸悸折々、色織々の七十二候」第六候 草木萌動(そうもくめばえいずる)

草木萌動(そうもくめばえいずる)

おはようございます。

昨日も仕事があった為、更新が一日遅れてしまいました。

昨日は朝から毎月恒例、桜井市大神神社へ一日詣り。さすが雨水の末候、
お天気は残念ながら雨模様でしたが沢山の春の兆しに出会えました。

三輪さんから帰ってからもまだ雨は降り続いて居り、三寒四温の言葉通り
肌寒い日ながら空だけは明るく果敢に撮影にチャレンジ。

草木が芽を出し始めるこの時期は、木々が新たな芽を吹く
「木の芽時(このめどき)」と言い、この時期に冷え込めば木の芽冷え、
晴れれば木の芽晴れ、雨だと木の芽雨、風が吹いたら木の芽風と言うんですね。
差し詰め昨日は「木の芽冷え晴雨」、新しい中華のメニューみたいですね(笑)。


と言う事で材料の木の芽を探しに庭に行くと、山椒の木は葉を全て
虫に喰われて棘だけに。
去年は筍ご飯や木の芽和えの時にササっと庭で調達出来て重宝したのですが、残念!


代わりと言っては何ですが Pelican と RECYCLED COTTON 100 のグリーンを
木の芽(このめ)と木の芽(きのめ)に見立てて添えてみました。
Pelican のサンプルが片足しかなかったので中々アヴァンギャルドな作風と
相成りましたが(笑)。


同じくこの時期の土筆坊(つくしんぼ)で土筆の卵とじ、筍ご飯に木の芽和え。
あぁまた土筆狩りに行って春のほろ苦さや清々しさを味わいたいなぁ。
美味しんぼの独り言でした。

 

f:id:saredo-watanowa:20150302030007j:plain