「糸悸折々、色織々の七十二候」第七候 蟄虫啓戸(すごもりむしとをひらく)

蟄虫啓戸(すごもりむしとをひらく)

おはようございます。

暦かわって三月ですね。旧暦の二月は如月といってその名前の由来には諸説あり

旧暦二月でもまだ寒さが残っているので、衣(きぬ)を更に着る月であるから
「衣更着(きさらぎ)」
草木の芽が張り出す月であるから「草木張月(くさきはりづき)」
前年の旧暦八月に雁が来て、更に燕が来る頃であるから「来更来(きさらぎ)」
陽気が更に来る月であるから「気更来(きさらぎ)」
以上、Wikipediaより

真っさらの木の芽がサラリとまろび出てポロリ、ドキっとするぐらい
S・I・N・S・E・N
以上、昭和の俺pediaより

と、最後の一説を除いて(笑)言葉一つ取っても、昔の人の想像力(創造力)、
慮る力の豊かさには驚かされますね。

そして三月は暦の上では仲春、二月から四月までの春三ヶ月の真ん中です。
またの名を恵風、万物を成長させる恵みの風 F・U・W・A・R・I
心ふわつきがちですが、ウィキペディアを見ていた所為かウィキウィキ、
否、ウキウキしてしまいますね。


冗談はさておき、二十四節気啓蟄も七十二候の蟄虫啓戸

(すごもりむしとをひらく)も冬ごもりをしていた虫たちが出てくる時期のこと。
昔の人は小さな生き物総てを虫と呼び、蛇や蛙や蜥蜴も虫と呼んだそうです。

なので、朝から寒いけど今回の写真どうするかな〜、なんて部屋の中で
シュミレーション。
sock monkey ならぬ sock lizard( sare 蜥蜴)をTortoise のブラウンで
クリエーション。
後ろ足は余ってた Pelican のコゲチャを助っ人に1.5足の
コラボレーション。
眩い朝のひかり苔の緑とre-specked cotton のカーキがリンクしてきれい。

手がかじかんで冷たかったですが、朝のツンと冷たい張り詰めた空気に揉まれて
差し込む光のたおやかさに包まれ心地良かったです。

玄関出て2mの場所で撮影したんですが、蟄虫啓戸いたのは僕かも知れませんね。

やばい、クリエーションがレクリエーションになってきました(笑)。
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