「糸悸折々、色織々の七十二候」第十九候 鼃始鳴(かわずはじめてなく)

鼃始鳴(かわずはじめてなく)

おはようございます、奈良に帰って参りました。
昨日は15:00PM過ぎに川西の奥さんの実家を出て(お世話になりました!)
橿原の叔母さまをお送りした後まだまだ明るい言うことで、
急遽奥さんの写真のロケハンに。
中々えぇトコ見つけてご満悦、また新たな展開があるやも知れません♪

昨日の朝は一昨日と違って快晴、昨日ベンガラ染めしても良かったんですが
滞在予定は昨日までなので、干してた靴下たちも良く乾く洗濯日和でした。


五月(旧暦四月)は卯月、卯の花が咲き始める季節=卯の花月を縮めて
名付けたそうです。
暦は晩春を経て初夏、そして二十四節気では立夏と言うことで
昨日は一日中半袖で過ごせる位、爽やかを通り越して暑いくらいの五月晴れ。

「かわず」はもともと、川にすむ蛙を「河之蝦(かわづがえる)」と言って
田んぼにすむ蛙と区別したもので、次第に略され「かわず」となり一般の
蛙の異名として使われるようになったようです。

一方で「河鹿鳴いて 石ころ多き 小川かな」と詠んだ正岡子規の他に
万葉集などの和歌にも「かわず(河蝦・川津)」と詠まれているのは、
このかじか蛙であるといわれるほど、古くから日本人はこの蛙の
美しい鳴き声を楽しんできました。
かじか蛙の鳴き声は美しく、その声が雄鹿に似ていることから
山の鹿に対して河の鹿と呼ばれたそうですね。

さて、saredo -されど- の蛙は何ガエルでしょうか。

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奥さんの実家の庭に良い感じの石があったので今何回の撮影は川西市某所にて。
て、頭の中では事前に漠然としたイメージがあって、小道具は総て持ち込み
なんですが(笑)。
下に古池があって、今にも飛び込みそうなかわずちゃんなのか、
小川がせせらいでてリンクのように、清流の石の上でその美声を披露する
かわずちゃんなのかはご覧になるかたのイメージ次第♪

日本で一番きれいな声で鳴くカエル Frog sing the most beautiful voice in Japan - YouTube

 

Tortoise のベージュで「蛙」を RECYCLED COTTON 100 のクロで
「オタマジャクシ」をイメージし、re-specked cotton のブラウンで
「手足」を、付けなくて良かったです。
何事も「過ぎたるは、なお及ばざるが如し」、手足だけではなく
奥さんの角が出ると言う事態は何とか回避できました(爆)。


おまけに昨日乾いた作品たちでちびっこベンガラファッションショー!

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 帽子とタンクトップ、中々良い色出てるでしょ♪

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おうちでも

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くわし(ぐわし手前)!

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鬱金の帽子と重ね染めタンクトップでスガシカ、否、澄まし顔♪

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兄の貫禄

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帽子を藍(愛)とベンガラ(胡粉)重ね染めに着替えて。
被りかたがワイルドだろぉ。

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スケボーはやったことないぜぇ。

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ちょっと渋めにキメてみたぜぇ、ラッスンゴレライは出ねぇぜぇ

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おつかれさま、ありがとうー!

こんな感じで藍やベンガラは自然から生まれた色なのでどんな色とも
合いそうですね。自然とも溶け合い良い感じです。

お子さまの白無地のTシャツなどを持ち込んで頂いても良いかもです😊

帽子を染めたい方にはざっくリブの帽子 Cactus のサラシ(白、販売価格
税込3,000円)をお持ちしますのでそちらを染めて頂いても
楽しいかも知れません。

ベンガラ染めワークショップ、ふるってのご参加お待ちしております♪