「糸悸折々、色織々の七十二候」第二十三候 紅花栄(べにばなさかう)

花栄(べにばなさかう)

おはようございます。
土曜日曜と靭公園バラ祭の「ケヤキ並木のふれあいカフェ」
道明寺天満宮手づくりの市と2日続けての出店無事終了いたしました。

遠くからお越し頂いたお客さま、地元奈良やこれまでの出店で
お馴染みのお客さま、そして新たなお客さまや仲間との出会いに溢れ、
本当にたのしい2日間でした。ありがとうございます!

心配されたお天気も両日とも晴れて嬉しや、日曜日のベンガラ染めの
ワークショップも奇跡的晴天に恵まれ盛況でした。
ご予約と当日のご参加それぞれのお客さまに対して、まだまだ運営の仕方が
不馴れでご不便お掛けし申し訳ございませんでした。
今回の反省を生かして、ワークショップもまた次回開催させて頂けましたらと
存じます。

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ベニバナは、キク科ベニバナ属の一年草または越年草で末摘花(すえつむはな)
とも呼ばれます。紅色の染料や食用油の原料として栽培されており
エジプト原産といわれ、古くから世界各地で栽培されています。
日本にはシルクロードを経て渡来したと言われており中国伝来の染料との意味で
「くれのあい(呉藍)」が変化して「紅(くれない)」となり口紅、頬紅などの
化粧品にもなりました。

咲き始めは黄色く次第に赤みを増していくのですが茎の末の黄色いところを摘んで
水にさらして乾燥させ、それを何度も繰り返すと紅色になります。

その紅花の紅黄色を Cactus のサンキスドで、葉っぱを RECYCLED COTTON
100 のグリーンで。
撮影中痩せっぽっちの蜘蛛が帽子に付いたのですが上手く写せず
逃げられてしまいました。

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そして蜘蛛を追って目線を下げるもまた逃げられて。
でも虫の目線まで下に行くと、また普段の景色と違って面白いですね。
上から点でものを見るのではなく、下から点を集めて面を見上げる方が
世界もクリアに見えるのかな、なんて思ったり。

とりあえず、奥さんに訊くと今日の写真は鼻で笑って見下しながら100点
との事なので多分30点くらいでしょう(笑)。
蜘蛛ではなく奥さんに逃げられないよう頑張ります。