「糸悸折々、色織々の七十二候」第二十七候 梅子黄(うめのみきばむ)

梅子黄(うめのみきばむ)

おはようございます。

昨日は朝から大阪出張、訳有って色々とご迷惑おかけしてしてしまった
お客さまに代わりのものと「わたの和」を。新たなお客さまにも
「わたの和」プレゼン、お時間頂きありがとうございました!

その後色々あって奥さんの実家川西に寄ってから奈良へ。
少しハッとしてホッとしましたがたまたま大阪に出ていて良かった。
寄り添える家族が居ることって素敵ですよね。

更新が一日遅れてしまいましたが、昨日からまた梅雨空に。
各地で突風、豪雨、雹(ひょう)に火山と、豊かな自然に囲まれた国
だからこそ自然への畏怖、畏敬の念を忘れてはならないなと思う日々、
丁度今は梅の実が黄ばんで熟す時期なんですよね。

梅雨(ばいう)はもともと黴(かび)を繁殖させる長雨と言う意味で
黴雨(ばいう)と書かれたそうです。「つゆ」は湿っぽいと言う意味の
「露けし」や腐ると言う言葉と同義の「漬ゆ」が語源とか。

熟す前の青い梅の実、青梅には微量の毒素が含まれている為
梅干しや梅酒にすることで毒の効果を低下させて保存食にするなんて
昔の人の知恵には頭が下がります。

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ややこしいですが RECYCLED COTTON 100 の「オリーブで青梅」を
Pelican の「ヴィンテージライムで熟した梅の実」をイメージして(笑)、
仲良くさせて頂いてる木工作家さんの器と奥さんが漬けている梅酒と
その辺にあったエェ出汁でる花ばさみとご一緒に。
時系列的に言うと ito から半時計回り、漬け込む時期をずらしているので
さすがに左の方は古酒の貫禄が色に現れて来ていますね。

10月にとある美容室さんにて出展を予定させて頂いてるイベントの
副題やコンセプトなどを考えていて、「凛としてつながる日々と暮らし」
あたりがどうかななんて。「日常」と言う言葉より「日々」と言う言葉の方が
一日いちにちをじっくりと織り成す感じが出るような、みなさんいかがですか
(私信)。
髪結屋さんにてパン屋さんに珈琲屋さん、古道具屋さん、木工作家さん、
植物屋さんに、暮らしに寄り添う sare 道具(されどもの)屋 と、
衣食住にまつわるそれぞれの方がリンクして、楽しい催しとなりますよう、
上の写真のようなイメージをもう少し膨らませて頭を捻ってみます。


そして7月17、18、19日の金土日は NOMANOWA 縁日!
こちらも日にちが迫って参りましたのでフライヤー、宣伝活動などなど、
精力的に詰めて行かねば。
丁度夏休み突入?能勢マユミさんの編みもののワークショップとともに
ベンガラ染めのワークショップもさせて頂きます。
ちびっ子たちに老若男女、たまにはガリ勉忘れて Let's BENGARI ng!

来年の春夏の糸の事を考えつつ、やるべきことは沢山ありますが
この忙しさ楽しめるよう頑張ります。
取りあえず今週乗り切ったら古い方一杯飲ませてね(私信)。