「糸悸折々、色織々の七十二候」第三十二候 蓮始開(はすはじめてひらく)
蓮始開(はすはじめてひらく)
おはようございます。
最近はブログ更新が滞り気味にて申し訳ございません。
金曜朝に東京出張から帰り、色々と頂いた宿題を整理しながら
地元奈良のお客さまを巡り、土曜は朝から BENGARING 。
昼から奥さんが写真で参加させて頂いてる 協同企画公募展 ONSA で
インタビューをして頂けると言うことで、出展会場の京都
galleryMain さんへ。
以前の場所から歩いてすぐ、より広く、えぇ出汁も出まくりのスペース。
お隣さんは映像の Lumen gallery さん、一階にはカフェも施工中で
建物全体が持つ雰囲気も面白くなってきそうです。
下の写真の左側が奥さんの展示
galleryMain さんのオープニングパーティーも兼ねた、おんさオープニング交流会
出展者のかたや各ギャラリーのかた達ともお話し出来た楽しいひと時
空の色が僕の気持ちを代弁
〜二次会〜三次茶会(笑)と経て翌朝奈良に。
しっぽりとっぷり時にはこっくりとしながらも愉しく深いお話しが
皆さんと出来て嬉しかったです。
今回全然僕の方では宣伝出来てなかったんですが協同企画公募展
ONSA vol.8 トップバッターの【写真部門】新しくなったgalleryMainさん
(京都)での saredo の写真作品の展示、無事終了いたしました。
お越し頂きましたお客さま誠にありがとうございました。
奥さんの気まぐれ?例年「華氏」名義で出展させて頂いてたんですが
今回は「saredo」名義で。
インタビューも「saredo」名義になっちゃいましたが、来年はまた「華氏」に
戻す?らしいです。名前がどっちでもやってることは変らないんですが、
そんな実験をさせて貰えるのもおんさの懐の深さかな(笑)
これからもよろしくお願いいたします。
日曜、京都から帰って再びBengaring 。仁義なき戦い 1st での文太兄ぃの名セリフ
「あとがないんじゃ・・・、あとが・・・」が頭の中をフラッシュバックしながら
くつしたやぼうしと格闘す。わがるやづだげ、わがればいい(あまちゃんでの
花巻さんの名セリフ)。
昨日に続くロットを仕上げ、干して、昨日乾いた分も一度洗って干して、
一息ついて少し遅めのお昼はこちらで↓
そしてそのままロケハンへ。写真は橿原市の藤原宮跡にて
駐車場が17:00閉場前の16:20頃に滑り込み、警備員のかたに
「まだほとんど咲いてませんよ〜。」と言われつつ「ムムム。いいーんです。」と
ここでは心の中で博多、否、川平慈英の名セリフがリフレイン。
もともと花床が蜂の巣に似ていることから古くは蓮のことを「はちす」と
呼びました。ハチスノイトって言う名前の歌い手さんが居られるんですが
そう言うことだったんですね、蓮(はちす)の糸はハスの茎や葉から
とれるという糸、極楽往生の縁を結ぶとされる、納得。
花床の実や地下茎のレンコン(蓮根)を始め、花、葉、茎、蕊、根、種子など
ほとんどの部分が食用、薬用となるそうです。
古来よりヒンドゥー教では蓮華は純粋さや善性の象徴、中国や日本では
「泥より出でて泥に染まらず」と言われ、泥の中で育ったとは思えない位
その美しい立ち姿を愛してきました。
でもこの言葉は現在では天然の自浄機構として、蓮本来が持っている
特性としてナノテク分野で応用されています。
ロータス効果 - Wikipedia
今回の写真はそんな蓮の花や葉と実のイメージを Cactus の サラシ、
RECYCLED COTTON 100 のライトサーモンとグリーンで。
勝手に白い花の先がピンクに染まって満開しているイメージを
連想してたんですが、見事に裏切られそれもまた良し。
今回は初めて奥さんにシャッターを切って貰いました。
藤原宮跡の蓮ゾーンには3,000平方メートルの蓮池に唐招提寺蓮・大賀蓮など、
11種類を植栽しています。
http://www.city.kashihara.nara.jp/kankou/own_sekaiisan/hanadayori/27hasu_zone.html
見頃は7月下旬から8月初め、もう一度満開の蓮華を見て、
自分の全てを捧げることで極楽往生の縁を結ぶ、そんな蓮の純粋さに
学ばねばなりませんねぇ(笑)。
皆さまもよかったら是非♪