「糸悸折々、色織々の七十二候」第三十三候 鷹乃学習(たかすなわちわざをならう)

鷹乃学習(たかすなわちわざをならう)

おはようございます。とうとうこの日がやってきました!

今日から3日間、川西市のギャラリー NOMA さんにて
saredo -されど- 初の冠イベント

輪作(わざ)をならう
NOMANOWA
EN-NICHI

詳細はこのブログのトップにて。
台風一過を願いつつ、お足元悪い中かと存じますが、
ご無理にとは申しません。
もし今日お越し頂けるかたはお気をつけてお越し下さいませ〜。

さて、もうお分かりかと存じますがこのイベントのサブタイトル
輪作(わざ)をならうは今日から始まる第三十三候 鷹乃学習
(たかすなわちわざをならう)をもじったものです(笑)。

鷹の幼鳥が飛ぶことを覚えて大空に飛び立つ時期のことを指し
生まれて一月ほど経った幼鳥は親鳥と同じくらいの大きさに。
巣の中で何度も羽ばたきやジャンプをしたり枝渡りを繰り返し
まさしく学習(わざをならう)のです。

卵からかえった雛(ひな)が成禽(せいきん)に育ち
巣立ちするかどうか、という時期に生きるための技(術)を
習得する、言い得て妙ですね。

オオタカ環境省レッドリストの準絶滅危惧種に指定されています。
生きるための技を習い食物連鎖の頂点にいる鷹でも、
生態系の自然が健全でないと生きていけないのです。

人間は生態系の頂点ではありませんが、自らの様々なエゴ
(EGO、egoism)によって様々なものを不健全にしている
張本人なのかも知れません。
環境破壊しかり、人権だけでなく生きとし生けるものの権利の
最大の破壊行為である戦争しかり。

今の日本の置かれている状況はどうでしょう。
鷹乃学習(たかすなわちわざをならう)と言うのは、
集団的自衛権を行使して同盟国が攻撃されそうになった時に
その他国がやっている戦争に参戦することで国際社会での
地位を確立すること?
戦後70年間自国だけでなく他国からも尊敬し護り続けられた
価値観をかなぐり捨てて、そんなアホな虚栄心(EGO)の為に
自分たちの住む国のかたちを変えられたないわ、と言うのが
僕の本心です。

EGO を捨てて ECO へ。難しいかも知れませんが人生、
簡単なことより難しいことを成すことに意味があるんじゃないかな。
鷹乃学習為鳩(たかすなわちわざをならいはととなる)が
今の気分です。 f:id:saredo-watanowa:20150717121704j:plain

写真は NOMA さんにて。
この時期旬の黄瓜を Tortoise の カーキでイメージした「わたの和」
=「平和の和(輪)」。
是非見つけに来て下さいね♪


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