「糸悸折々、色織々の七十二候」第五候 霞始靆(かすみはじめてたなびく)

霞始靆(かすみはじめてたなびく)

おはようございます。
昨日は暖かかったですね。今年初めて分厚い上着を脱いで
シャツとパーカーという春らしい格好で過ごす事が出来た一日でした。

昨日朝早く目が醒めて夜の帳が上がり始める頃にお風呂に入り、
艶かしく空が白んで行く姿を眺めている時に、ここで写真を撮るアイデア
頭の中を靆きました。
▲コーンの RECYCLED COTTON 100 のインディゴに
foggy なJellyfish の L グレーを載せて。

 
雨水も次候になると、潤う大地が目覚めふうーっと吐き出した息(水蒸気)が

霞となって立ちこめるところを寝ぼけ眼で目撃したのかも知れません。
って、お風呂の窓の前はアスファルト
風呂で立ちこめる湯気と、もう築42年目に突入した我が家の窓の磨りガラスが
そんなふあんたじいを見せてくれたのでしょうか。

久しぶりに再会し、心に溜めてたわだかまりも「気にすんな」の一言で流してくれた
優しさ変らぬ先輩が始めたお店のトイレの窓も同じ柄。
変らぬ人柄に変らぬ窓柄、古い家も悪くないなあと思いました。


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