「糸悸折々、色織々の七十二候」第十候 雀始巣(すずめはじめてすくう)

雀始巣(すずめはじめてすくう)

こんにちは。朝こそ肌寒いもののあたたかい一日ですね。
先ほど無事お彼岸さんの墓参りも済ませたところです。

本日から二十四節季では春分となり、春分秋分は、
昼と夜の時間が等しくなり、太陽が真東から昇って
真西へ沈む日のことを言うそうです。

彼岸とは本来悟りの境地のことですが、いつからかこの世を此岸、
あの世を彼岸と言うようになり、極楽浄土が西にあると信じていた昔の人が
太陽が真西に沈むこの日が最も極楽浄土(彼岸)に近づける日と考え
この日に仏事をするようになったとか。


春分の日国民の祝日でもあり、祝日法では自然をたたえ、
生物をいつくしむことを趣旨としているようです。

と言うことで今回も奥さんの批判を真正面から受け止めつつ(笑)
我が家の自然をたたえ、sare 道具(されどもの)たちで擬態化した生物を
いつくしんでみました。


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雀が巣を作り始める時期に草木が生い茂り、芽や葉が伸びて
雀が隠れる程になることを「雀隠れ(すずめがくれ)」と言うそうです。

re-specked cotton のブラウンと Pelican のライトモカをつかって
そろそろ雑草が伸び始めた庭に巣箱に入った sock-sparrow 一羽。

うーん、やっぱりほんもののタンポポが一番素晴らしいですよね(笑)。
この連載をして、目を凝らして普段より目線を下げて地面を見ることで、
日々素敵な発見が出来るのがうれしいです♪