「糸悸折々、色織々の七十二候」第十二候 雷乃発声(かみなりすなわちこえをはっす)

雷乃発声(かみなりすなわちこえをはっす)

桜もただ今各地で満開ですね。
週末にかけてお天気が崩れる予報となっており
花散らしの雨とならぬよう願うばかり。

お天気が持てば今週末は絶好のお花見日和なんですが
今日当たり無理矢理配達作って高田川の沿道を
花見ドライブしてみます(笑)。

今朝も朝から被写体探しに我が家の庭へ。
排水溝の脇にはお隣さんの木の若芽が春の訪れを猛アピール?威勢が良いですね。

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若干どこで合わせたら良いかわかりにくい構図?の為奥のブラックホール
吸い込まれそうな感じもいたしますが。

立春後初めて鳴る雷を「初雷(はつかみなり)」、春の雷は一つ二つで鳴りやみ
その分大きな音に感じられ印象に残ることが多いようです。

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今回は春の雷 soc-thunder を Pelican のサンフラワーで、萌葱色の
re-specked cotton カーキを添えて。
バックには繁殖力旺盛で邪気を払うとも信じられている蓬。
黄色と緑のコントラスト、個人的に好きな組み合わせです。

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って、植物にはてんで疎いのでこれ蓬ですよね?間違ってたらごめんなさい(笑)。

少し視点を落とせば本当に四季を感じられる日本って本当に素晴らしいですよね。
最近四季がなくなって日本が亜熱帯のような気候になって来ているように
勝手に思っていましたが、なんのその。
生きとし生けるものたちはしっかりと、移ろい行く季節の秒針に合わせて正確に
時を刻んで行っているように感じます。
要は自分の感受性次第。

人間が自然と共生すると言う視点をきちんと持てば季節と共にその豊かさを
享受して生きて行けるのでは無いかと感じます。

人も自然もコントロールなんて上から目線ではなく、同じ目線で共に
手を取り合って生きて行きたいものですよね。

春雷が落ちて天から一喝されなくとも。