「糸悸折々、色織々の七十二候」第十四候 鴻雁北(こうがんかえる)

鴻雁北(こうがんかえる)

実は昨日は突貫東京出張。
日帰り日程を終え今朝帰りました。
余裕を持った日程を組みつつ、一軒無念のドタキャンも
ございましたが仕方なし。
もとより予定のお客様に加え、突然のご訪問にも関わらず
色々なご提案を前向きに受け止めて頂いたお客様もあり
結果として充実した一日を過ごせました。
ありがとうございました!

前回の玄鳥至(つばめきたる)に続いて鴻雁北(こうがんかえる)。
春は行く鳥来る鳥去来して、東へ西へと行き来する僕もギター、否、
糸帳持った渡り鳥と言ったところでしょうか.
シティボヘミア〜ン(笑)。

そんな一日を終え、日帰りトラベラー(ヒガエラー)御用達
夜行高速バスやまと号に飛び乗る直前、事件は発生しました。
ギギ、ギギギギ、ギギ、幾ら持ち手を握ってみても伸縮ハンドルが
縮まりません。
遂に出発の時間も来てしまい、諦めてそのままバスの脇腹へ。
車掌さんがあからさまに嫌そうな顔してました。

と言うことで先ず朝帰宅してしたのが持ち手の分解。

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案の定粉砕骨折2箇所!持ち手の軸押さえ?と肝心要の部品がパッカーン。

と言うことで今回は三代目?遂にご臨終、お世話になったスーツケースと共に。

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仲良く北へと帰る冬鳥のつがいを Tortoise の Mグレー、
ふわふわと寄り添う雲を re-specked cotton の Lグレーで。
別れの季節にふさわしい曇り空「鳥曇」色したスーツケースに映えますね。

スーツケースに服を入れたことは無く、福を呼ぶ?糸の色見本帳を
パンパンに詰め込み "Like a Rolling Stone" よろしくガラガラと。
転がるそれは僕にとっては大事な相棒であり消耗品。

今までお疲れ様、そしてありがとう!

次はどんな色(気分)で旅しようかな。