「糸悸折々、色織々の七十二候」第二十二候 蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ)

蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ)

おはようございます
実は一昨日日帰り突貫東京出張、お伺いさせて頂いたお客さま
ありがとうございました!

昨日より二十四節気では小満、本来は麦の穂が実って少し満ちて来た
と言う意味から、万物が次第に成長して天地に満ち始める時期と
解釈されています。
草木も枝葉も精気に満ちあふれ、と言うかここ数日は夏日が続いており
草木も枝葉も萎れてしまわないか心配です。

蚕の語源は飼い蚕(かいこ)から、少なくとも5000年にも渡って
人間に飼われ続け「お蚕様」として大切に扱われて来たと言います。

youtu.be


昔話の題材にもなっていますね。

nihon.syoukoukai.com


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そんなお蚕さまを Tortoise の L.グレーで、RECYCLED COTTON 100 の
KINARI で繭を、re-specked cotton のカーキで空豆をイメージ。
そらまめの由来は、豆果(さや)が空に向かってつくため「空豆」、
または蚕を飼う初夏に食べ、さやの形が蚕に似ていることから
「蚕豆」などと言われていますが、豆自身の形もどこか Cocoon(繭)を
彷彿とさせませんか。

さすがに桑の葉は用意出来ませんでしたので傍で植えてるミントの葉を拝借。
桑の由来も「蚕葉(こは)」「食葉(くうは)」などが変化したもののようです。

写真は昨日東京から朝バスで戻ってすぐ、7:30AM頃かな。
奥さんが朝ご飯を用意してくれてたので急いでセッティングして撮りました(笑)。
勿論撮影後はおカヤこ、いえ、おかいこさまのようにモリモリと朝ごパン、
ミントもちゃんとヨーグルトに入れて桑を食み(完食葉し)ましたよ♪