「糸悸折々、色織々の七十二候」第四十候 綿柎開(わたのはなしべひらく)
綿柎開(わたのはなしべひらく)
こんばんは。
携帯の画面がクラッシュし御陀仏、今日一日は結局それに追われてしまいました。
余りに長く、そして予定を大幅にオーバーする待ち時間にプチ切れ、
店員さんに少し横柄な態度取ってしまいました、反省。
昨日はお世話になっている大阪産地の帽子工場さんに、朝一新作のぼうしの
サンプル打ち合わせ& Cactus の追加生産分の糸を配達してとんぼ返り。
用件を済ましてから、しばらくご実家へ帰られていたタッくんをお迎えに
こちらもお世話になっている茨木の吉見自動車さんへ。
お世話になっているお客さまからご紹介頂いて、タッくん(volvo 240 TACK)
と出会い、今や saredo -されど- の出張販売には欠かせない相棒の面倒を
見て頂いてるお店です。
忙しさにかまけてオーナーとしてはまだまだ劣等生、つきあい方も
中途半かもしれませんが、永年つき合っていくことで接し方ふれあい方、
この子との丁度良い距離感のようなものを掴んで行けたらと思います。
今後とも宜しくお願いいたします!
クールファイブではありませんがそして、神戸(笑)。
神戸で色々と行きたいイベントが重なりましたがからだは一つ、
奥さんの地元川西や北摂地域でお世話になっている皆さまが
一堂に会した感のあるこちらへ。
写真が全部クラッシュしてしまった為詳しくはお伝え出来ませんが
高架の谷間にあるみなとのもり公園で夕暮れと共に心地よい秋風に吹かれつつ
食人と職人の皆さまが繰り広げるパラレルな世界に誘われ
すっかり久しぶりにお客さん気分を満喫し過ぎるくらい満喫できた楽しい市でした。
そしてそして、あんなかたこんなかた、嬉しい再会、新しい出会いにも
溢れておりました。ありがとうございました〜♪
奥さんの IG を拝借して少しでも秋風を?
初めて秋の虫の歌声を聴けた夜でもありました。
今日から二十四節気では処暑。
『暦便覧』では「陽気とどまりて、初めて退きやまむとすれば也」と
暑さが峠を越えて落ち着き始める頃と言われています。
まだまだ日中は暑いですが朝夕過ごしやすくなりましたね。
つい二、三日前からとんぼの姿もちらほらと。
綿花とは花のことではなく綿の種子についた実綿のことを指し、
開花してから50~60日後に成熟した蒴果(さくか)=コットンボール が割れ、
白く柔らかな綿毛が盛上がり、花が咲いたように見えます。
手前と瓶の中にあるコットンボールは、奥さんが通っている手織り教室で
育てられている綿の収穫をお手伝いに行った際にいただいたもの。
枝はいつもタッくんのダッシュボードに飾っています。
瓶の中のわたはこれを紡いだものではありませんが、紡績する際に出た
落ちわただけを集めてリサイクルコットンとして再び紡ぐ直前の
スライバー(篠=しの)と言う状態のものです。
真ん中はそれから紡がれた RECYCLED COTTON 100 の KINARI 、
そしてそれを編み立てした Pelican のアンティークホワイトと、
少し順序立てて並べてみました。
実は Pelican のアンティークホワイト は染色していないように見えますが
アンティークホワイトと言うオフ色に染めているのです。
染色をしていないと他の23色の RECYCLED COTTON 100 の製品と比べて
洗ったときに寸法差が出たり、少し黄ばんだような古びた感じの白を
表現したかったからです。ちょっとしたこだわり、伝わりますでしょうか。
そして昨日の食職夜市でチプラスタヂオのささたにちなつさんに頂いた
藤の実や、作品のアイアンで編んだかごも早速ちゃっかりと(笑)。
ありがとうございます!
今日は地蔵盆でもありますね。
一日潰してしまったし、奥さんとも結構な喧嘩してしまったし、
これから我が家でたこ焼きの屋台でも開店してみます。