「糸悸折々、色織々の七十二候」第四十四候 鶺鴒鳴 (せきれいなく)

おはようございます。

金曜日は兵庫県出張。加古川~西脇~多可郡とお伺いさせて頂きましたお客さま、

お時間頂きありがとうございました。

 

加古川~西脇新ルートを通ると休耕田一面に

f:id:saredo-watanowa:20150913100924j:plain

 
咲きこぼれんばかりの草花が。
名前はわかりませんでしたがあまりの美しさに車を停めてパチリ。
まだまだ日差しは暑いですが、頬に感じる風は秋の涼。

こちらのお客さまの作品たちも

f:id:saredo-watanowa:20150913102042j:plain

 
気持ち良さそうにそよいでいました。改めまして、ありがとうございました~!

 

土曜日は奈良市の スープと雑貨 アカトキ さんへ。

f:id:saredo-watanowa:20150913102911j:plain

 
いろいろお話しさせて頂いて、初めてお昼をいただきました。
僕がいただいた冬瓜のスープも、奥さんがいただいた里芋のスープも
材料である野菜の存在感がしっかりと感じられ素材を食べるスープ
といった趣で、そのくせ主張し過ぎない絶妙なお味。
付け合わせの人参や芋の入った?練り餅のようなおかずも
丁寧な仕事で作られている事がわかるやさしいお料理で、
店主森田さんの奥ゆかしさがそこに滲み出ているようでした。
写真忘れましたがあたためて出していただける、豆腐を使った蒸しパン風の
チョコレートケーキもしっとりとしていてフカフカした食感に舌鼓。
美味しかった~。ごちそうさまでした!

その後昨日お伺いしたお客さまが所用でこちらに。
合流が遅くなり申し訳ございませんでした。我が社長とご歓談頂いた後
次の先までお見送り、ありがとうございました~。

それから夕方久しぶりに羽曳野はベンガラ染めの古色の美 ナカジマさんへ。
ご自身のワークショップなどで saredo -されど- の製品を(ベンガラ染めに)
お使いをご検討頂けると言うことで営業に行かせていただきました(^-^ゞ
色々と前向きなお話し、そしてまだマル秘新製品の試供品まで頂き感激です。
ありがとうございました!今後ともよろしくお願いいたします~!!

昨日は完全オフの日、と言ってもこのブログを行き帰りの電車の中では
徒然と、書きながらでしたが(笑)、一緒にバンドやってる先輩を
お見舞いに豊中まで。お元気そうで良かった。またお時間ある方は
顔を除きに行ってやって下さい〜。FB等で連絡取れますので。
見たい作家さんの展示もあったのですが定休日と気づき残念、
友達のお店 watte に寄ってこれからのこと色々と。
3周年おめでとう〜!

ALL DAY Lunch&cafe watte オールデイランチ&カフェ ワッテ


と言うことで、また本題を外れ忙しないおっさんの日常をつらつらと、
綴ってしまいましたが悪しからず。

 

f:id:saredo-watanowa:20150913135249j:plain

 
鶺鴒(セキレイ)は秋の季語で、日本書紀には日本神話の国産みの
伝承の一つとして、
イザナギイザナミ性交の仕方が分からなかったところに
セキレイが現れ、
セキレイが尾を上下に振る動作を見て性交の仕方を
知ったと言われています。「恋教え鳥」、「恋知り鳥」と呼ばれる所以ですね。

セキレイ - Wikipedia


そんな重なり合う二羽の鶺鴒の尾を Pelican のチャコールで、仲睦まじい二人を RECYCLED COTTON 100 のシグナルレッド=赤い糸で結んで。
婚礼の調度に鶺鴒台が使われると言うことで、目出度い紅白の色つかいを
意識して。
そう、少し前になりますが、お客さまで結婚式の引き出物として Pelican を
選んで下さり一度に沢山のご発注を頂いたこともありました。
ありがとうございました〜!

愛だと逢瀬だとか、どこか艶かしい感じがしてしまうのですが、
恋だとまだそこはかとなく奥ゆかしさが感じられる、
そんな日本語の空気感、素敵ですね。

恋も愛も通り越して、もう空気としか思われていない僕が言うのも何ですが(笑)。