お取り扱い店さまのご案内

少し遅れましたが3月より saredo -されど-のお取り扱いがスタートした
お取扱店さまをご紹介します。


東京都武蔵野市の OUTBOUNDさんです。

 

OUTBOUNDさんには先月、お客さまの展示会や糸や

saredo -されど- の営業で奥さんとともに東京に出張した際に

お伺いさせて頂きました。

 

以前あるクラフトフェアで親しくしていただいている作家さんと

お話しした時に、良いお店ですよと聴いていて、現在移転準備中の

もう一つのお店、Roundaboutとともに以前から一度

お伺いしたいと思っていました。

 

吉祥寺の駅から北へ10分、表通りから少し入った吉祥寺教会の前で

都市の喧噪を浄化するような佇まいでそのお店はすっくと立っていました。

 

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お店の中に入るとそんな佇まいを体現するように、やや非日常に

針の振れた温度に編集された空間、モノたちが美しく配置され、

奥さんとともに息をのむようにしてその品々を実際に手に取って

眺めると言う、心地良い体験をさせていただきました。

 

お店のかたと並べられていた活版印刷の道具のことや、

奥さんあこがれのあの衣服を作るかたが実は僕たちと同じ

奈良に住んで居られ、今度京都に越されるんだと言うお話しなど

気さくにいろいろと、時折店主の小林さんも顔を出して下さり。

お店で展示されてる手編みの靴下の作品を見て靴下の話題になって

実は僕たちは、かくかくしかじかと言うお話しの流れで

いきなりトランクショー、僕たちも緊張とびっくりで

眼を白黒させていたかも知れません(笑)。

本当にありがとうございました!

 

 現在 OUTBOUNDさんには暮しに寄り添う sare 道具(されどもの)

Tortoise(くつした)や Jellyfish(ぼうし)をお取り扱いいただいています。

 

物の役割には見た時に認識できる具体的な機能と、目に見えない抽象的な

作用があると考えられる小林さん。

「Roundabout」と「OUTBOUND」で機能と作用、

ケ(日常)とハレ(非日常)と陽と陰、と言った相対的な価値観を

お店で表現することで、それらがヒトやモノを介して往来する

オルタナティブな場で saredo -されど- をご紹介していただき光栄です。

 

そう言えば、いつも僕が毎月お詣りする大神神社の大鳥居は黒、

先日島根で立ち寄った出雲大社の大鳥居は白と、古来日本でも

相対する価値観を大切にしていたのかも知れませんね。

 

saredo -されど- 東京では初めてのお取り扱いとなります。
今後とも何とぞよろしくお願い申し上げます。