「糸悸折々、色織々の七十二候」第三十八候 寒蝉鳴(ひぐらしなく)
寒蝉鳴(ひぐらしなく)
おはようございます。
気分はお盆休み、なんですが、今年は色々とやることが沢山あって
遠出はせずに自宅と奥さんの実家でゆっくりと過ごすことになりそうです。
8月中にやろうとしていることがあるのだけれど、果たして出来るや否や、
とりあえず大きなことは出来ませんが小さなことからコツコツと、
ですね。僕は目玉も小さいですが(笑)。
寒蝉と書いてひぐらしと読んでいますがツクツクボウシを
寒蝉と言うこともあります。
ヒグラシは蜩、茅蜩、秋蜩、日暮、晩蝉と書き、その鳴き声から
カナカナとも呼ばれたりしますがその鳴き声からもヒグラシの声の方が
涼やかで秋らしい気がします。
この場合の寒蝉はどちらのことを指すんでしょうね。
Wiki ではそれぞれの声が聞けますので良かったら聞き比べてみてください。
ちょうどお盆と言うことで、帰って来ている爺ちゃん婆ちゃん、ご先祖様への
お供えとのボンスタレーション。だからお盆に乗せてる訳ではありませんが(笑)。
写真はIGで撮ってるのである意味インスタレーション。
実は最初お盆の仏さんの花(盆花)で使われる禊萩(みそはぎ)の花の色を
イメージし、Cactus のディープフォレストに RECYCLED COTTON 100 の
ディープボルドー × re-specked cotton のピンクの撚り杢をはらり。
と、準備万端で仏壇のある部屋に行くと禊萩ナッシング!
しかーし!お供えのキュウリやサツマイモと奇跡的にマッチすると言う
これぞインスタレーションの醍醐味?
家族には、死んだ婆ちゃんに(「今こんなんやってるで」と)
見せてるねんな、と言われ「いや、ブログに載せる写真やねん」
とは言えず(笑)、「ま、半分合うてるかな」と思いながら
お盆が明けるまではそのままに。
去年の今頃(8月8日ですが)に撮った写真が丁度今の気分なので
そのとき作った俳句に下の句をつけて再掲します。
蝉時雨 儚き夏を 終える朝
その 日暮らしを 大切に紡ぐ
合掌(合唱)