「糸悸折々、色織々の七十二候」第七十二候 鷄始乳(にわとりはじめてとやにつく)
鷄始乳(にわとりはじめてとやにつく)
おはようございます。変わらず寒いですね、大寒の末候ですものね。
昨日から書き始めておりますが一夜明けて今日日曜。
昨晩は楽しい中学の同窓会、久しぶりに再会の皆と盛り上りました。
そして二次会を経て今に至る、◯ム、みんな、ありがとう!
七十二候の連載も今回で最後、2月4日からはまた一周して立春、
春の気配が立ちこめると言う、一年は本当に早いですね。
35越えた位からLike a Rolling スットン転がり落ちるように歳を取り、
四十路を越えたあたりから更に加速して雪崩式にあぁぁぁれぇぇ〜!!
と声を上げはしませんが、上げそうになるくらいの勢いです(笑)。
若干無理矢理なきらいもありながら、締め切りをトばしてしまうこと
多々有りながら、何とか sare 道具(サレドモノ)たちを四季折々の
季節の移ろいとリンクさせることが出来ました。
て、まだあと一つ残っていますが。
これまでこのような拙いブログにも関わらず、お付き合い頂きました
皆さま本当にありがとうございます!
これからは更新のペースを少し落として、発信より吸収する時間も
取り戻しながら saredo -されど- のものづくりに邁進して行ければと思います。
と言いつつ saredo -されど- の日常は二人のIGや
FBページでも
https://www.facebook.com/wata.no.war.in.cottonproject
引き続き発信して参ります。
吃緊の課題と致しましては、もう少し saredo -されど- の ito 、くつした、
ぼうしの全容が皆さまにわかりやすいように、saredo -されど- のFBページや
ネットショップを作ってご紹介して行ければと思います。
と言うことで最後の候となりましたが、要るか要らんかわからん
極私的日常も交えながらどうぞ(笑)。
と言うことで26日火曜、27日水曜は東京へ。
遅くなりましたが、の新年のご挨拶や諸々のご連絡事項など。
申し訳有りませんと宜しくお願い申し上げます。
お伺いさせて頂きましたお客さま、ありがとうございました🙇
朝ご飯は某蕎麦屋さんにて 朝天玉。
お昼はこちらへ 。お客さまに教えて頂いた亀戸の名店の支店ながら、
ほぼ独立したような歴史と風格が味に刻まれたお店。
隣のおっちゃんを真似て餃子2枚(10個)と大ライスを、と思ったら
隣のおっちゃんのご飯はデフォ(ノーマル)であったことに、運ばれて来た
ほぼ漫画盛りの白飯よって気付く…
イーガーコーテル・ロウビアー🍺欲しいとこですが(笑)、ホワイトライス🍚も
バッチグー!完食しましたよ♪
付け合わせのもやしがまた美味しいんですよね。
最後のお客さまとの商談を終えて(皆さまありがとうございました!)、
この日は直行で宿泊先の大塚へ。
実は弊社決算・棚卸のお仕事持ち越ししておりまして、宿にて作業。
なんとかかんとかやり遂げ、もう歩くのも面倒で夜はこちらでテイクアウト。
同じ中華でも日本でその深化を遂げたのが昼の味なら夜は、ど・ローカルな
八角の訊いた豚軟骨の煮付けなど、現地感満載な雰囲気に味にのみこまれてみました。
エビマヨの衣の自己主張の強さなどもある意味現地感満載でしたが(笑)。
翌朝も某蕎麦屋さんにて 朝天玉ではなくて、朝そばきつねに紅生姜天。
ここで1ループした感が。ある意味ミニマルな食生活、身に◯かどうかは
わかりませんが(爆)。
この日も4軒のお客さま、お時間頂き誠にありがとうございました!
夜はお客さまと共に、何年も前を通りつつ初めて入れた西新宿の
立ち吞みの名店へ。もつ串はしろの臭みの有る無しでその鮮度が
わかるような気がしますが朝採りの名に違わぬ dope - ill なお味、
美味しゅうございました。
新宿豚からの〜
新宿鮫?
2軒目はジャGな BEER BAR へ。ほんの気持ちの祝い酒。
おめでとうさんでした。狭く浅い耳しか持ち合わせていない僕が
ナイル・ロジャースについてご教授頂くうちに夜は更けて♪
ありがとうございました!
鷄始乳(にわとりはじめてとやにつく)とは春の気配を感じた
ニワトリが鳥屋(とや)に入って卵を産む時期のことです。
今では年中食べられる卵も昔はちゃんと旬があったんですね、
今朝食べた目玉焼きをもう少し味わって食べるべきでした(笑)。
明日から二月、第七十二候の最終日2月3日が節分です。
節分(せつぶん/せちぶん)は、雑節の一つで、各季節の始まりの日
節分とは「季節を分ける」ことをも意味している。江戸時代以降は
特に立春(毎年2月4日ごろ)の前日を指す場合が多い。
この場合、節切月日の大晦日にあたる。
大寒の最後の日であるため、寒さはこの日がピークである。
子どもの頃よく節分には恵方巻きを丸かぶりして、実際に食べ終わった
鰯の頭を柊の枝に刺して入り口にかざしました。
メインエベントは面を被った鬼(父)に豆をぶん投げてその後歳の数だけ
数えて食べるほうでしたが(笑)。
柊の葉には棘が有り、その棘が戸口から入ろうとする鬼の眼を刺す
と言われたことから「鬼の目突き」「鬼の目刺し」と呼ばれ、
鰯の干物を目刺しというようになったそうです。
七十二候最後の写真はそんな我が家の柊に鰯の頭をイメージした
Jellyfish のデニムに、ニワトリ色?と言うか最後にまた初心に立ち戻る
気持ちも込めて RECYCLED COTTON の KINARI を添えて。
鰯の頭だけにぼうし、魚だけに Jellyfish(クラゲですが)、
最後は上手くまとまりましたでしょうか。
一年間お付き合い頂きました皆さま本当にありがとうございました🙇
とは言いましても、saredo -されど- はこれからもブイブイと
皆さまの心のトキメキをグイグイといわし(鰯)ますことを
目指し(メザシ)ますので、このプロジェクトとともに
これからもなにとぞよろしくお願い申し上げます🙇
(完)
「糸悸折々、色織々の七十二候」第七十一候 水沢腹堅(さわみずこおりつめる)
水沢腹堅(さわみずこおりつめる)
おはようございます。昨日から東京に居ります。
今年初、少し遅くなりましたがお江戸へ。
2日では回りきれないので、また2月にもう一度
お伺いするかと思いますが、昨日今日と回らせて
頂きますお客さま(既にお伺いさせて頂いた
お客さま、ありがとうございました🙇)
よろしくお願い申し上げます!
土日はお休み頂いて川上村へ。中学の同級生たちと
白川渡のオートキャンプ場へ
僕は今回人生初?のテント泊でのキャンプ
何から何まで○かっぺにお世話になり、
車にも乗せて貰いました。ありがとう🙇
ランクルかっけー!
好みの木やわ~。
徐々に合流しテントやターフを張って
焚き火にも灯をつけて。
皆それぞれ持ち寄った食材にて、晩ごはん。
僕はミネストローネ風のスープにニョッキを入れて、
言うのを作ろうとしながらトマト缶を忘れると言う
大失態(笑)、コンソメを借りて無理くり
仕上げました。○んみんありがとう!
お昼は写真撮りそびれましたw
他の皆さんのは素晴らし、○んみんのビーフシチュー、
カッパ筋と言う部位のエキスが染みた
コクある旨さ。
○かっぺの燻製(写真取りそびれ失礼)のあとは
何いわす?
言うことで○っちゃんの牡蛎いわして(燻して)
しまいました♥無茶苦茶贅沢な食べ方、あざす!
燻しながらこんなんもいわしてみたり🍶
日が暮れてからは○っとんのどデカいテントで
鍋&トランプパーティーと、多分この冬一番の
極寒の川上村に何しにいくねん、と言う感を
吹き飛ばす(笑)、無茶苦茶楽しい一日に。
最後に親切にしてもらった管理人のおっちゃん
(ありがとうございました!)に撮って貰って
記念撮影パチリ、○かっぺ無断借用失礼(^o^ゞ
夜の間にすっかり雪景色、強風で恐怖な一瞬も
ありながら、電源付きのサイトだったので、
皆に色々とお世話になりながら快適に過ごせました。
なんか、泊まると気兼ねなくゆっくりと皆と
過ごせる感じが良くてハマりそうです(笑)。
皆さん色々お世話になりました。
誘ってくれてありがとう!
月曜は、朝から大阪、昼から和歌山とお客さまと
工場さんをラウンド。
こだわりにこだわったものづくりをされる
ブランドさんと工場さんを繋ぐお手伝いが
出来たかはわかりませんが、お見合いで言うところの
初顔合わせ?良いご縁となりますよう♪
お疲れ様でした!そしてお昼やお土産まで
お気遣いいただきありがとうございました🙇
土日はまさに水沢腹堅(さわみずこおりつめる)
ような寒さの中でのキャンプでしたが、
負けず劣らず月曜の朝も寒ぅおした。
朝交通情報見たら、紀の川~有田まで通行止、
泉佐野~和歌山?まで50㎞規制と、ノーマル
(タイヤ)で行けるかなとハラハラしましたが
昼からは温なって事なきを得ず。
お湯をかけてもすぐ凍り始めるフロントガラスに
乗りはじめは難儀しましたが。
やはりタックん冬のスタッドレス化計画、
今年の冬までには実行に移さないと
いけませんね。
雪の声や霜の声が音無き声でしんしんと響くよに
沢を流れている水が寒さに凍り氷柱そびえる様を
Tortoise のインディゴと re-specked cotton の
L・グレーとM・グレーで。
濃紺のタックんを凍てつく沢に見立てて。
愛車の上に椅子置くなんて、良ゐ子は絶対
真似しちゃいけませんよ(笑)。
氷の声はぴしぴしと?では車の声はぼるぼると?
そらウチの子だけでんがな、言うことで、
自分の陳腐な表現力に脱力し、昔の人の繊細な
表現力に敬意を表しながら、次のお客さまに
向かいたいと思います。
そう、2月の sare-dule(活動予定)も更新しました。
またご覧くださいませ♪
「糸悸折々、色織々の七十二候」第七十候 款冬華(ふきのはなさく)
款冬華(ふきのはなさく)
こんばんは。
寒いですね〜。昨日から二十四節気では大寒、三ヶ日の暖かさとは
打って変わって「冷ゆることの至りて甚だしきときなれば也」と
暦通りの気候ですね。
七十二候もあと三候、一年で最も寒い頃だからこそ次に再び巡ってくる
春や命の営みをあらわす候があるのでしょうか。
(二十四節)気と(七十二)候が一致して、半年ごとの季節の変化に加えて、
繊細な季節のうつろいや兆し(ある意味待ち望む願望、気持ち)が合わさって
「気候」とは良く言ったものです。
17日日曜は久しぶりに家でゆっくりと、年末出来なかった2階の掃除など
なんやかや。
明けて18日月曜は朝からお客さまへ配達、サンプル生産時と本番生産時での
条件の違いによるトラブルでご迷惑お掛けし申し訳ございません🙇
次のものつくりに向けての前向きなお話しも出来て良かったです。
今年も宜しくお願い申し上げます!
昼からはこちらもトラブルについての検証、ご報告。更に調査してご報告
させていただきます。迅速に、入念に、ひとつひとつ原因を潰すことで
今後のスムーズなものづくりに向けて。
昨日一昨日は、集中して決算棚卸しと言うことで、我が子の如く糸おしい
saredo -されど- の ito 、くつした、ぼうし、もちろん工場さん向けの
オリジナル糸などを中心に数えまくり。
この棚やあの棚や積み込んだ荷物が今年もフル回転しますように♪
奥さんや会社の皆に手伝って貰って一段落、その間に仕入先さんを
お客さまにご紹介したりあれこれ。
本日は、またしても急遽発生した事態にあたふたしつつ、来客2軒。
去年から今年始めの情勢やその他諸々情報交換させて頂き、
減少し続ける日本のものづくりの現場を憂いつ、なかなか景気のエェ話
おまへんなぁ等とボヤいた後お客さまへ。
こちらでも、トラブルと言うか中々癖のある素材について
過去にあったケースなどを例にご説明。
ますます国内のものづくりが細分化、差別化される中で、
特徴のある素材を使う場合には、その素材の癖(と言うか特徴)を
事前に理解して頂くことの重要さを再確認しました。
フキは漢字で「蕗」と書きますが、この候のように「款冬」とも書きます。
「款」には叩くと言う意味があり、冬に氷や雪を叩き割って顔を出す
蕗の薹(ふきのとう=つぼみ)を蕗の華に見立てたのでしょうね。
と言うことで僕も倉庫の前のコンクリを雪に見立て、Cactus の
シーエメラルドを蕗の薹に見立ててみました。
蕗の薹を包む葉は RECYCLED COTTON 100 のディープフォレストで
さりげなく。
寒さ厳しく中々布団から出るのに勇気が要る折ですが、蕗の薹を
見習って布団を蹴飛ばし早起きしたいものですね。
その瞬間僕の顔が誰かさんに叩き割られそうですが(笑)。
「糸悸折々、色織々の七十二候」第六十九候 雉始雊(きじはじめてなく)
雉始雊(きじはじめてなく)
おはようございます。
ここ数日冷え込みやっと冬本番と言う感じでしょうか。
忘年会に新年会と年末年始で緩んだ身体も週一回の実践体操にて、
カヤチャンにできること少しずつ(笑)戻していきたい今日この頃。
今週は引き続き rin -輪- cotton 初めオリジナル商品の出荷、
カラーブック(色見本帳)製作、お客さまの展示会(お取り組み頂き
ありがとうございます🙇昨年の忘年会からの素敵なご縁や工場さんの
有難いプッシュのおかげです)等で大阪へ出たり、帰り道に展示中の
963さんに少し寄らせて頂いたり。
こんなポーズも撮ってみたり♪
ありがとうございました〜!
金曜はお客さまが奈良へ来られて産地の工場さんをアテンド。
実際に工場さんと対面して、モノを直接見ながらお話しすると
ものづくりのお話しがスムーズに進みますよね。
もう次の秋冬(16’AW)のものづくりがスタートしていることを
体感しつつ(早っ)、皆さまお疲れ様でした。
ご足労頂きありがとうございました〜🙇
写真撮影は15日の夜。
雉始雊と言っても妻恋鳥と呼ばれ、日本の国鳥でもある雉が実際にケンケンと
鳴く様子は恥ずかしながら聴いた事がありません。
空を見上げても星は無く、どうしたものかと考えて、この時期冬の大三角、
冬のダイヤモンドを形成する地球上から見える最も明るい星、おおいぬ座の
シリウスを厳寒の倉庫の中にお迎え(笑)。
シリウスは、ギリシャ語で「焼き焦がすもの」「光り輝くもの」を意味する
「セイリオス(Σείριος, Seirios)」に由来し、和名は犬星や青星(あおぼし)、
英語では別名Dog Star、中国語では天狼(星) (Tiānláng (xing)) と
呼ばれています。
そんな世界のひとびとのイマジネーションを刺激した最も光り輝く星を
Pelican のインディゴと RECYCLED COTTON のきなりでイメージ。
和名の青星や中国の天狼からインスパイヤされたのかも知れません。
我が家の妻恋鳥はケンケン(犬々)と犬のように鳴いているかも知れませんが
いつか天高く、蒼く輝く狼のような強さに憧れているのかも知れませんね(笑)。
そして昨日16日土曜は GALLERY963 さんにて開催中の
「春待人、糸、されど」展にて
「くつしたをそめる 藍[愛]とベンガラ染ワークショップ」
たくさんのかたにご参加頂きありがとうございます!
WSの様子を少しだけ♪
まずは13:00からの一回目
下染めしたくつしたに水を馴染ませてビー玉やサイコロで絞り柄を
僕も一緒に参加して
単色、ツートン、白抜き、トリコと皆さまそれぞれの個性が世界で一つだけの
くつしたに。僕のトリコの中に今年の干支申が見えたり、豚が見えたりと
偶然の発見も楽しく。見えますか?
持ち込み頂いた帆布の道具入れも紐も渋い色に染まり良い塩梅。
ありがとうございました!
続いて15:00PMからの二回目。
可愛い姉妹とお母さん、そして姉妹のようなお二人に、やや緊張気味に
説明するおっさん一人(笑)。
ゆっくりそぉーと揉み込むようにして
皆さまそれぞれが選ぶあなた色
さぁ出来上がり!皆さんそれぞれの春待つ心が作品に現れているようで
素敵ですね♪
くつしたとぼうしで姉妹なかよく😊
続いて持ち込みのエコバッグも。
白抜きボーダーとツートングラデが凄く可愛い作品と綺麗なグリーンに
染め上げて頂きましたがお写真取り忘れてしまいました💦すみません🙇
昨日は本当にたくさんのかたとお会い出来、お話し出来て嬉しかったです。
遠方からの方も誠にありがとうございます。
WSに来て頂いたかたもそうではないかたも、またお会い出来ることを
楽しみにしております!
そして963のスタッフの皆さま朝から遅くまで色々とお世話になり
ありがとうございました。
イベントはあと4日となりましたが、引き続きよろしくお願い申し上げます!
「糸悸折々、色織々の七十二候」第六十八候 水泉動(しみずあたたかをふくむ)
水泉動(しみずあたたかをふくむ)
こんばんは。昨日は結構冷え込みましたね。
お昼少し緩みましたが冬はこれくらいでないと、
と言う感じの気候でした。
朝7:30頃は日は昇ったと言えどもまだまだ寒く、
凍えながら撮った写真がコレ。
水泉動 とは地中で凍っていた氷が溶けて動き始める時期、
と言ってもコレから大寒に向けて更に寒くなって行くのですが、
土の中ではちゃんと春に向かって季節は胎動を始めていると言うことを、
昔の人は伝えたかったのかも知れませんね。
そんな溶け出し動きだした地中の氷水を re-specked cotton の
L・グレーとM・グレーとビー玉で。
その上にはこの季節季語ともなっている寒鰤をCactus の
D・ネイビーでイメージ。
一緒にすると溶け出した地下水の上で海水魚が泳ぐアヴァンギャルドな
図となるやも知れませんが、鰤と組み合わせた時には下の水は、
荒れ時化る冬の日本海大海原をイメージしてね❤️
と言う無茶ブリお許し下さいませ(笑)。
と、今回はいきなり七十二候から攻めてみました。
一月第一週はお客さまとのご挨拶、そして新年早々より工場さんへの
rin -輪- cotton の出荷も。ありがとうございます!
金曜日は地元奈良の靴下業界の組合の新年交歓会。
組合を挙げての靴下産地ブランドのお披露目があったり。
大企業には波及したと言われている?アベノミクスの効果が僕たち
圧倒的多数を占める中小企業に未だあらわれることも無い中、
アベノミクスが猿も木から落ちると成らないよう祈念しながら
生き残りをかけて危機感を持って挑む、と言った言葉や
ラグビーやマラソンなどのスポーツは不断(普段)の努力を
積み重ねた分しか自分に返って来ない、でも積み重ねた経験や技術は
裏切らないのと同じように、日本の企業が誇れることとは、
コツコツと愚直にそのような経験や技術を積み重ねて
自らの力としていけることだ、というような壇上のかたの
言葉に頷きつつ、ご出席の皆さまとご挨拶、ご歓談させて頂きました。
あらためまして本年もよろしくお願い申し上げます!
翌9日土曜は朝から三輪さんへ。
いつもは毎月1日の三輪さんぽも1月は地元の氏神さんの初詣が
我が家の恒例行事の為、この日に。
お正月モードの鳥居をくぐり抜け
ツンとした冷気が鼻先から抜けて本殿へ
イマイチまだ実感出来ない申年ムードにつつまれて🐒
仮本殿があった場所には
今まで一回くらいしか撫でたことの無い?こちらや
恒例のこちらも健在で
名前書いたら余計にエゴ丸出しな気がしたので敢えて匿名希望と
させて頂きました。すみません、犯人は私です(笑)。
人気の無い朝の NEW 麺屋で♪
と唄ったかどうかは定かではありませんが、この辺を歩くと
冬越えさ 季節の変わり目さ くしゃみをひとつ♪
と唄いはしませんでしたが頭の中ではリフレイン。
調べてからの後追いですがこちらのほうがしっくりとくる感じです。
https://www.youtube.com/watch?v=gEVzPxhZRqA
鳥居を抜けたところの店先で蒸籠で蒸された笹団子を土産にし
村上かど店ことみぬき屋のおばちゃんとも新年の挨拶を交わし
今年一発目の三輪さんぽ終了。
去年今年 さる年来たりて また一年 されど三輪路を 歩みつづけて
年明けて新年に思うには、また去る(申)年がきてもまた一年と、
幾年が去っても saredo -されど- は、三つの輪と和の「わたの和」
rin -輪- cotton プロジェクトを通じて日本から世界の平「和」へと
「輪」が繋がるよう、再生コットンを通じ、限りある資源の
持続可能性について考え続けて行くことが出来ればと思います。
ちょっと三輪路に無理矢理掛けてる感は否めませんが、
また毎月三輪さんぽを着実に積み重ねて行くと言うことで
お許し頂けましたらと(笑)。
今月も、そして今年一年も何卒よろしくお願い申し上げます🙇
お昼からは和泉市のこちらへお出かけ。
お世話になっているニット作家能勢マユミさんにより、風呂敷とかばんの
中間のような、江戸時代から伝わる日本版のエコバックであるあづまぶくろを
ニットで様々な編み柄を組み合わせて新しく素敵に表現した作品がたくさん。
奥さんも写真のお気に入りを一つと、尾道の皮作家 toco さんの ポンチバッグ
と言う、切りっ放し部分も愛らしい革製収納ケースをお持ち帰り。
そう、2月には滋賀の皮作家 ヌイトメル さんの個展もあるそうです!
能勢さんの展示は1月30日までの金土日が営業日となっていますので
ご興味ある方は是非お越し下さいませ。
その後同じく和泉市にある ANTRY さんにも寄らせて頂いてお買い物、
古い織物工場を改装した広い店内に様々な衣食住にまつわる暮しのものが
並び、PARTS&SUPPLY と言う DIY セルフリノベが出来るパーツ専門店も
併設されておりワクワク、また伺いたいお店でした。
その後富田林の 喫茶マメトコナ さんへ。閉店ギリギリにも関わらず
快くお迎え頂きありがとう〜!
テッパンのフレンチトーストにサツマイモとリンゴのスープにほっこり。
今年もよろしくお願いしますね〜!
10日日曜は朝から奈良市の空櫁さんへ
昨年も参加させて頂いた庭師土屋裕さんによる「こたつ茶会」。
以前住まわれていた名古屋で習った茶道がきっかけで、庭師のお仕事に
つかれたとのこと。
奥さんが時折通わせて頂きお世話になっているつちや織物所の土屋先生や
中に入って nanalight ことナナコちゃんご一行ともお会いしてご挨拶。
茶道について何の知識もないのに正客にご指名頂き緊張。土屋さんの
おもてなしやしつらえの心に対し、頼りない正客で皆さま失礼致しました。
お手前のあとこちらもお楽しみ?火鉢で焼く餅にゴマだれの相性が抜群でした。
開催中だった 川井 有紗 さんの展示も見れて良かった。花びらや種、貝殻、
流木などの自然物を使ったアクセサリーやオブジェは、僕の好きな
キーファーの作品のように、作品になって尚その自然物が纏って来た過去と
これから刻んで行く未来と言う時間軸を繋ぎ紡ぎ続けて行くような
点ではなく線としてその歴史を身に着けることが出来るような不思議な
感覚の作品でした。
そしてお昼は久しぶりの南果 さんへ。
もちろん他のおかずも美味ですが、時折無性にこの玉子焼を食べたくなります。
2月の某パン屋さんでの展示の打ち合わせに来ていたチロルのみっちゃんさんや
COZY FACTORY のひぐさん、かなっぺちゃんたちともお会い出来て嬉し♪
苺のロールケーキもしっとりふんわり美味でした。ごちそうさまでした!
その後 fangle さんや新しく出来た鹿の舟さんにも伺って。
空樒さんから何度もお会いするかたたちや、偶然出会ってご挨拶
させて頂くかたたちも居られ、人との出会い、再会に溢れた二日間でした。
そして、昨日11日月曜はこちらへ。
久しぶりの KING OF INARI 。#伏見稲荷大社#おいなりさん#商売繁盛#世界平和
頂上の末廣大明神までなんとかかんとか石段昇り
昔婆ちゃんがやってたのに習って末廣さんの全部のお社に拝んで下山。
僕の中での伏見ナンバーワンB級グルメは伏見工業高校前のきらくどうさんの
ベチャ焼き。柔い目の生地の独自のお好みに舌鼓打って、帰りに豆パン屋
アポロさんに寄って帰宅(今年もよろしくお願い申し上げます)。
たくさんの皆さまとお会い出来た三連休でした。
「糸悸折々、色織々の七十二候」第六十七候 芹乃栄(せりすなわちさかう)
こんばんは。
今日から仕事始めのかたも多いのではないでしょうか?
弊社は昨日から、4日から仕事始めの仕入れ先さん中心に挨拶回り。
本日5日も朝から大阪に続いて地元奈良とお客さまにご挨拶に。
本年も何卒よろしくお願い申し上げます!
三ヶ日は暖かかったですね。
元旦明けて二日、清荒神に初詣に行く前に皆に告げられキャ〜!
新春早々神駐車にキャ~😆再現不能の㍉単位スレスレに皆がザワつくも、やってる本人は全然気づきませんでしたが(笑)。
紙芝居の声に誘われ足を踏み入れるは清荒神もののひ市、去年大雪で
下まで辿り着けなかったので、大混雑の中今回は駅から参道を昇って
一年越しの初もののひ市。上着要らずのポカポカ陽気☀️
子どもたちは福島果林さんの紙芝居や石釜ピザやシチニア食堂さんの
沖縄そばに夢中。
車を停めようと上まで向かうも規制されまた下に戻ってバスで上がって来た
としぼうと合流して(おつかれさま、ごめんよ〜)お参りに。
僕は大吉奥さんは末吉、合わせて中吉と言ったところ?
僕は帰る支度で参加出来ませんでしたがラスト神経衰弱も厳かに、
奈良に帰って親戚が集まっての新年会とあっという間の三ヶ日でした。
旧暦12月は晩冬でごわす、否、師走。とさすがに新暦で育った
僕や皆さまにはごわすも師走も受け入れ辛いかも知れませんね(笑)。
そして小寒。『暦便覧』で「冬至より一陽起こる故に陰気に逆らふ故、
益々冷える也」と説かれるように、この日から節分までを「寒(かん)」
と言い、今年は1月5日頃を「寒の入り」と呼びます。
そう言われてみると三ヶ日の陽気、昨日もそんなには寒くありませんでしたが、
今日は朝少し冷え込みましたね。今日を境に暦の上では冬の寒さが一番厳しい
時期となるそうですが、去年は12月の始めに奈良でも霙が降ったんですが、
その後日差しだけ浴びると日焼けしそうな日があったり。少し冷えたと思えば
また戻ったり。
僕も含めて衣料に関わる仕事に携わる人は、皆今流行りの?エルニーニョに
翻弄された一年と言えるのではないでしょうか。
今回はそんな正月が明けて、年末年始の暴飲暴食で翻弄された内蔵に優しい
寒蜆と海、そして春の七草を少し抽象的にイメージして。
Pelican のディープシー、RECYCLED COTTON 100 のグリーン、クロ、
サラシでたまには黒バックも良いか、なんて気まぐれで。
蜆感3割増(当社比)いたしましたでしょうか?
又候(またぞろ)奥さんに「ドクターX~外科医・大門未知子~」ばりに
「いたしません!」とダメ出しされそうなところで筆を置きたいと思います。
さぁ明日からは GALLERY963 さんにて「春待人、糸、されど」
(はるまちびと、いと、されど)展。
冬の寒さが一番厳しい晩冬には「春待月」と言う異名もついています。
昔のひとも今のひとも想いは同じですね😊
明日初日には売り切れ御免の ito が福呼ぶ「お福さん(福袋)」も
少しお持ちしますよー!
初春とともに皆さまのお越しをお待ちしております。
「糸悸折々、色織々の七十二候」第六十六候 雪下出麦(ゆきわたりてむぎのびる)
雪下出麦(ゆきわたりてむぎのびる)
あけましておめでとうございます!
旧年中はお世話になりありがとうございました。
本年も何とぞよろしくお願い申し上げます🙇
昨日元旦は完全オフと言うことでご挨拶も遅れ申し訳ございません。
おかげでとにかく一日ほぼ(ネット関係は)何もしないで
奥さんの実家でゆっくりと元旦を過ごすことが出来ました。
年末最後の大仕事?と言うことで、29日火曜は11:00頃から
もう既に何度も告知させて頂いておりますが1月6日(水)から始まる
「春待人、糸、されど」(はるまちびと、いと、されど)展の搬入と設営に
柏原市国分の GALLERY963 さんへ。
奥さんのIGより
15:00頃に終わろうと言う予定がすっかり押し込んで16:30に、
浦辻さん、年末のお忙しい処ありがとうございました。
そしてその設営中にひょっこり現れたのがこのかた、一度帰ってわざわざ車で
来てくれるなんて男前過ぎますやん♪
井尻さん、ありがとう!今年もよろしくお願いします!!
30、31は明けても暮れてもとにかく掃除💨散らかりまくっていた
事務所の自分の机の上や、モノが溢れて収拾がつかない家のリビングや
床壁風呂場トイレ。
3日には親戚一同が集まるため、1階のモノを2階へとにかく上げる
と言う荒技でなんとか区切り(見切り)をつけて完了。
去年に続き恒例行事化なるか?の香芝市の手打ちそば はやしさんへ
年越し蕎麦をいただきに。風の森 純米吟醸しぼり華(何米か失念)は
奥さんへの慰労を兼ねて、お疲れさん。今年は特に忙しかったんで
ホンマお疲れさんと言うことで。
みるみる顔が赤くなるのがオモロいでんな(笑)。
酒呑まんでも旨い肴(アテ)に鰊そばに鴨葱そばをトレードしながら堪能、
美味しかった〜、ごちそうさまでした!
と言うことで、旧暦ではまだ年は明けておりませんが今回の写真は
二年目となったトイレの正月飾りに相乗りして。
麦は年越草とも呼ばれ、秋に種まき発芽し、晩春に収穫する越年草です。
冬になると畑一面に雪が降りその下で春を待ち芽を伸ばす、
そんな力強いいのちの姿を若干無理がありますが(笑)、
お鏡の蜜柑からすっくと伸びる枝に借りて。
麦畑の側を流れる水路にハラリと舞い降りた雪を Tortoise のインディゴと
RECYCLED COTTON 100 のサラシで。久しぶりに itomoji で「されど」の
文字も描いてみましたが、奥さんには「されどや」ちゃうん?と言われ
すっかり念頭から出鼻を挫かれて居りますw
そんな麦も ↓ の頃には実りのときを迎え季節は巡るのですね。
saredo-watanowa.hatenablog.com
七十二候で四季折々の移ろいを追うと、意外と温暖化で季節の息づかいが
失われかけつつあると言われながらも、実際の季節と旧暦がリンクするところが
多々ありました。
旧暦に基づくと今年は2月8日が旧正月となりますが、それまで
新年のご挨拶をしないわけにはいきませんので、そして年越草ならぬ、
2階の年越掃除も奥さんの背中越しの刺さるような視線を感じながら
旧正月までには終えることを決意しながら(笑)
本年も何卒、「わたの和」rin -輪- cotton プロジェクト、saredo -されど- を
よろしくお願い申し上げます🙇